本日は頭が冴えず、連日の上海日記UPです。

日本と上海の時差は、1時間日本の方が早いです。
携帯の時計を上海時間に設定しようと思っていたのですが
操作が分からなく、常に時計は1時間進んでいました。

なので今10時だから9時だな、と言ったように
なんだか面倒だなと、携帯を見る度に思っておりました。

2日目はクライアントと朝から打合せだったので、黄さんが10時前にホテルまで
迎えにきてくれました。タクシー料金は日本に比べ格段に安いので
ちょっとした移動は皆タクシーだそうです。
本当誰も、信号守らないしクラクションがうるさい！
事故も多いらしく、早速衝突事故を目撃しました。
日本って真面目だな〜と。全世界で見ても、信号待ちしているのは日本人くらいかなとも思い。

打合せは、上海の街が一望できる割と高い場所でスタート。
もちろんクライアントは日本語を喋れないので、黄さんが全て通訳。
ニーハオから始まり
90分に及ぶご要望と、質疑を繰り返し。まるで映画のワンシーンのような
ビジネストークが繰り広げられました。自分はトムクルーズになった気でいたような？
帰りの際に、吉祥寺で購入した日本のお菓子をお土産でお渡しし
シェイシェイと握手で完結。
本当つまらないもので、お口にあうかどうか分かりませんが、と言ったように・・
中国語を2単語しか知らないのは、ちょい不便だなと感じた打合せでした。
今回の設計ポイントは『入りやすいお店』『個性的なお店』あとは自由に！


そして、設計する上で日本と中国の違いを黄さんよりレクチャーを受けました。

1.鏡面仕上は中国では苦手で、グニャグニャになると・・

2.天然木は乾燥してなく伸縮が激しいので、目地必須

3.化粧板は出回ってなくウレタン塗装

4.既製品は殆ど使わないので、日本でいうROYALのようなシステムは全て作ってしまうんだと・・

5.コーキングは汚い

6.継ぎ目が苦手

7.日本ではローコストで使用する塩ビタイルより、タイルの方が安いと

8.消防の規制はスプリンクラーのみ気をつければ、不燃だとかそんなものは関係ないと！

9.ツヤが大好き

10.とにかく何でも作ってしまうとの事

規制が少ない分、自由なデザインは期待できますが
素材の選定を間違えれば、イメージと違うものが出来上がってしまう恐れあり・・ですね。

日本では規制が多い分、余白を活かす為の空間創りを普段心がけていますが、
中国では、日本では出来ない空間創りの実験の場でもあると感じました。

そんな事を話ながら、上海の街へと進むのでした。


続く・・・