週末の浮かれ模様と化した渋谷の街。
人並みをかき分け、ゆるりとした宮益の坂を これといった話をする訳でもなく、時とともに風情のある赤い提灯が私達をいざなう。 白無垢の発泡の重箱に挟まれた重厚な扉が、期待と不安で交錯した私達の心を踊らせる。 その中に広がる空間は、かぐわしい香りに包まれ、ワインレッドに輝くゆったりとしたソファーと 眩い光を放つ、アンティークなシーリングライトが、渋谷という街を忘れさせる店内だ。 BGMには、野球の実況中継、音と空間のコントラストが私達の心にゆとりをもたらせる。 この計算しつくされた、オーナーの演出には脱帽である。私は長年、ありとあらゆる渋谷のBARを訪れているが、いまの所、右に出るBARは、どこを探してもここ以外見当たらない。 皆様と共有できた時を私の宝箱に閉まっておきます。 ありがとうございます。
by aidk
| 2009-05-16 16:23
| a.i.diary
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